2025年2月22日
令和6年度研修会「地域BCPのススメ〜スタッフ、利用者、そして住民のいのちと生活を守るために〜」を開催しました。
本研修では、能登半島地震から学ぶ訪問看護のBCP(事業継続計画)策定について、DC-CAT代表 一般コミュニティヘルス研究機構 理事長、機構長 慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室 山岸暁美先生にご講演いただき、対面・オンラインともに多くの方々にご参加いただきました。
山岸先生から、能登半島地震における、災害フェーズごとの被災者の方や、被災現場の状況とともに、必要とされる支援内容が変化することについて、被災経験のない私たちでも想像ができるよう丁寧な説明をいただきました。
また、大規模災害が起きた時に必要なものは、綺麗な文書を作っておくことではなく、事業所の皆で様々な状況をシュミレーションし、経験や知見を持ち合わせて出来るだけ沢山の選択肢を持っておくことが大事であると教えていただきました。
時間いっぱい先生の熱量と温かさを感じた研修でした。いのちと暮らしを守る訪問看護師として、事業所のBCPを見直さなくてはと気持ちが引き締まりました。
活発な質疑もあり大盛況に終わりました。
皆様、ご参加ありがとうございました。