累計訪問者数

お知らせ

特殊詐欺関連

大分市中部支部のAステーションから先週情報提供いただきました。
内容は特殊詐欺関連です。

A ステーション訪問看護師が訪問中のことです。
利用者宅に銀行員を名乗る人物から電話があったそうです。
利用者とその電話相手とが何らかのやり取りをした結果、電話相手が直接利用者宅に赴くことになりました。
利用者は、認知機能の低下がある独居高齢女性でした。居合わせたA ステーション訪問看護師は、その電話のやり取りから特殊詐欺を疑いました。
別世帯の家族に報告・相談し、警察に通報、そして警察が来るまで利用者宅に留まりました。

私服警察官が訪問した際に、訪問看護師は念のため警察手帳、バッジを見せてもらい、警察官に間違いがないことを確認し利用者宅を出ました(警察にバトンタッチ!)。
その後の経過は聞いておりませんが、警察が逆探知も含めて対応していたそうなのでおそらく未然に防げたのでしょう。

特殊詐欺は、年間の被害件数は減少してきているようですが、高齢者の被害は年々増えています。
ある統計によると、「独居で高齢世帯 の固定電話にかかる電話の7 割以上が詐欺に関わる電話」だそうです。
訪問看護とは直接関係ないかもしれません。しかし、私たち訪問看護師は、看護の提供の場が利用者宅であり、また認知高齢者との関わりも多くあります。
よって、今回のような場に遭遇することも無きにしも非ずです。
A ステーションのように、私たち医療従事者が、詐欺被害の一つの壁になるよう知識を学ぶことも必要かもしれないと考えさせられた一件でした。

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